やりがいを持って働き続けることのできる職場選び

福利厚生が充実しているか

仕事もプライベートも充実した働き方ができるように、職場環境を整備してくれている介護施設ばかりではありません。残念ですが他の職種と同様に、職場によって福利厚生などの職場環境に差があります。
育児休暇や産後休暇取得を積極的に推奨してくれる場所もあれば、このような休暇を取りにくい雰囲気の職場もあります。介護職に従事する人は女性の割合が高いので、結婚や出産などのライフイベントを受け入れる体制が整っている職場が長く続けやすいはずです。なるべく福利厚生が充実しているところで働くことが仕事を長く続けるコツです。

職員同士のコミュニケーション

職場の人間関係が良好なところでは、多少の待遇への不満は目をつむって働けることができます。待遇ももちろん大切ですが、働き続けるには待遇が良いだけでは難しいです。人間関係がギスギスしているようなところでは、いくら給与が高くてもストレスが溜まってしまい、結果的に働けなくなることも考えられます。
そのため施設側が職員同士のコミュニケーションを促進して、良好な関係を築きやすいように配慮してくれている職場が長く勤めやすいです。職員同士のレクリエーションを開いていたり、定期的な話し合いの機会を設けてくれたりする場所がおすすめです。

職員のストレスを考えてくれる

介護職は辛いことや嫌なことがあっても冷静でいることが求められますので、感情のコントロールが難しい仕事です。感情のコントロールができずに、ストレスに潰されてしまう介護職の人も少なからずいます。もちろんストレスに潰されてしまうと、休暇が必要になるので仕事を続けることができません。
そのため施設が職員のストレスを軽減させる取り組みを行っていることが大切です。施設長が全職員に対して定期的に話を聞く場を設けたり、リフレッシュ休暇によって働きすぎを防止したり、一部の職員に仕事量が偏りすぎないよう配慮したりなど、具体的な施策を行っているところで働くと仕事が長続きしやすいです。

そんな職場を見つけるために

需要が多い介護業界は、その担い手である介護職の需要も多いので、求人を見つけることに関してはそこまで難しくはないはずです。しかし、上記で紹介したような職場を見つけることに絞ると、途端に簡単にはいかなくなります。育休や産休は取得しやすいのか、職場の雰囲気はどうなのか、ストレス対策を何か行ってくれているのかなど、働き始めてからでないと把握が難しいこともあります。
そこで活用していただきたいのが転職エージェントです。転職エージェントは転職事情に詳しい専門家が、コンサルタントとして希望などをヒアリングした上で求人を紹介してくれます。転職活動の大部分をサポートしてくれることに加えて、職場の内部情報を正確に教えてもらうこともできます。そのため転職エージェントを活用することで、転職活動の負担を軽減させながら、長く働くための職場を見つけることができます。