やりがいを見失いそうなときは初心を忘れず
長続きにはやりがいが大切
長く仕事を続けるためには、やりがいはとても大切なものです。やりがいを感じる仕事と、やりがいを感じない仕事のどちらが長続きするかを考えると、誰しもがやりがいを感じる方と答えるはずです。介護職の仕事はやりがいを感じやすい面もありますが、心身ともに疲れてしまったり、日常に慣れが出てきてしまったりすると、やりがいを感じにくくなってしまうことがあります。そのため介護職を続けていくためには、やりがいを見失わないようにしなければなりません。
過去の自分を考える
やりがいを感じにくくなったと感じる場合には、過去に感じていたやりがいを目に見えるよう紙に書き出しみましょう。過去に仕事をしていて喜びを感じたことや、感動したことなど、自分の中で見つけづらければ同僚に聞いてみても良いです。このように過去の自分を振り返ってみたり、他の人がどのようなやりがいを感じているのかを知ったりすると、今はなぜそこにやりがいを感じなくなっているのかを見つける材料になるかもしれません。
前向きに成長を考える
慣れが生じてしまうと介護ケアを「なんとなく」してしまいがちになります。それでは新しいやりがいは生まれませんし、成長もありません。決まった流れの中でも目指すべき目標を設定し、成長していくための改善点を見つける努力をしてみましょう。その前向きな努力がやりがいにつながるはずです。
その努力のひとつとして資格取得を目指すことも良いかもしれません。介護の資格は国家資格を含めないのであれば数多くあります。今の自分に必要だと感じる資格や、いずれやってみたい仕事のための資格取得を目指すことで、日々の仕事にもやりがいが出てくるはずです。
何よりも初心を忘れず
成長をしようと努力することは、決して簡単なことではありません。計画をしているころはやる気に満ちていても、いざ仕事をしてみると続かないかもしれません。モチベーションが維持できないというのは多くの人が抱える悩みでもあります。しかし、初心を振り返ってみるだけで、努力を継続させるだけのモチベーションが見つかるかもしれません。
仕事を始めたころを思い出してみると、慣れないことや覚えなければならないことに埋もれている中で、利用者さんからの「ありがとう」に大きな喜びを感じていた人は少なくないはずです。なぜそこまで嬉しかったのかは、新鮮だったからという理由だけではなく、必死になって仕事に取り組む姿が認められた嬉しさだったのかもしれません。あのころの気持ちを思い出すだけで、利用者さんに感謝されるために努力するモチベーションとなるかもしれません。たとえ努力につながらなかったとしても、初心を振り返ることでやりがいを見失わずにいられるはずです。
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