地元での生活
Cさんの体験談
最初は地元に帰る目的で介護職を目指したCさんの体験談を紹介しています。以下はご本人の体験談です。
目指したきっかけは?
僕が社会人として働き始めた場所は、地元から遠く離れた場所でした。もともと地元が好きだったこともあって、いつかは地元に帰って働きたいなとずっと考えていました。でも特別な資格を持っているわけではなかったので、地元に帰っても何をすれば良いのか当時は悩むことが多かったですね。そして働き続けるほど悩みも大きくなっていったので、本格的に答えを出そうと思ったのが最初のきっかけだったかもしれません。
その答えを求めて母が看護師として働く介護施設に、ボランティアで見学しに行きました。ここで人と接する仕事に興味を持ち、介護職であれば地元でも働けると思ったことが本格的に介護職を目指したきっかけです。地元で働きたいという不純な動機かもしれないと迷うこともありましたが、ボランティア経験で仕事に対する魅力を感じたことが「それだけが理由ではない」と後押ししてくれたように感じます。
働き始めてからは?
始める前はきつい仕事だと聞かされていましたが、どんな仕事にもきついことがあって当たり前だと思っていましたので、想像以上ではありませんでした。仕事にも魅力を感じて働くことができたので、地元に帰りたかっただけではなくて本当に働きたいと思えていたんだなと実感しました。
そして未経験から始めた僕ですが、今までの仕事が役に立つと感じることもとても多いです。例えば僕が今まで働いていたのは工場でしたが、工場では仕事の流れを自分の中で工夫して効率的に考えることが求められます。なので無駄な時間を省いて利用者さんと長い時間関われるよう、前の職場で効率を考えて働いた経験がとても役立っています。
今後について
当面の目標として考えているのは介護福祉士の資格を取得することですね。働きながら取得することも難しくないと、今のところはそう思っています。少しずつですが勉強も始めて、わからないことがあれば職場の先輩たちに聞いています。
介護の仕事は利用者さんに直接感謝してもらえるので、とてもやりがいを感じています。そして直接的ではなくても、この間は先輩から「あの人はなかなか話を聞いてくれないんだけど、君の話はよく聞くんだよね」という言葉をもらえ、間接的でも利用者さんから喜んでもらえているとわかって嬉しかったです。これからも働き続けたいと思えるからこそ、資格取得などのキャリアアップを前向きに考えることができていると感じますね。
女性におすすめの記事
介護職の仕事を長く続けるためには、女性同士の人間関係を良好にするコツを押さえておくべきです。女性の割合がとても高い職場なので、このコツさえ押さえておけば人間関係に困ることはなくなるはずです。